【羽田野邸】リフォーム

ちょっとしたことで電話できる
間柄を築けたのがうれしいです。

どのような経緯でラフォームにリフォームをお願いすることになったのですか?

奥様:
これまでラフォームさんと違った業者さんに、リビングの床が絨毯だったのをフローリングにしたり、壁紙を張り替えたりと、少しずつ家の中をリフォームしてきました。ほかにも寒さ対策として発泡断熱材を床下に吹付る工事や、窓をペアガラスにする工事も行いました。振り返ってみると、建築の現場で働く人は男性ばかりということもあり、どの工事も男性の目線や感覚で進められてきた気がします。タイル貼りのお風呂を、温かなユニットバスにしてもらったときも、もともと1.5帖の広さがあったのが、ユニットバスにすることで1帖になってしまって。自分で見ても分からないという理由で、ショールームに浴槽を見に行かなかったからなのですが、狭くなるのを工事するときに初めて知りました。前に使っていたものが変形タイプの浴槽で、既製品のほうが安価になるという理由からそうなったようなのですが……。男性の仕事だったからか言葉数も少なく、いつも教えてもらえる情報が断片的でした。図面を見せられても、細かく言ってもらわないと分からないし。きっと先方もどの程度のことを話すべきか分かられなかったのでしょうが、広さの違いでどれほど金額が違うのかをまず知りたかったです。

建て替えほど予算がないからリフォームを選んで環境を変えようとしていたのに、あまり住み心地のよさを感じられませんでした。どこか自分の暮らし合ったリフォームをしてくださる会社はないかなとずっと考えていました。

そんなときに友人のお宅がリフォームされていているのを知り、自宅に住みながら工事しているのを聞いて驚きました。友人は私の気持ちも理解してくれていたので「女性だから話しやすいよ、一回会ってみたら。気に入らないようなら止めればいいから」と言ってくださって、一緒にラフォームやよいさんの事務所を訪ねました。

実際に会ってみた印象はいかがでしたか?

奥様:
初めて事務所に伺ったときは、どんな方かを拝見しただけでした。勝手な想像で男性っぽい方かと思っていたのですが、実際にお会いすると、やわらかな雰囲気の中にも強い芯を持っておられる女性だなという印象を持ちました。

その後は、すべてが早かったですね。リフォームするには風水(方向)や時期などもあると考えていました。もともと気学を重視していたので、それを理解してくださったのが凄くうれしかったです。

リフォームのタイミングを悩んでいたら、魚津の祈祷僧さんにみてもらって「今しかない。この月までに」という判断が出たのも教えてもらいました。私が一番に重んじていることを大事に考えてくださり、打ち解けてからは、すべてがスムーズに進みました。私の人生観に少しでも否定的だったら、一歩引いてしまったように思います。ラフォームやよいさんによる風水や家相の診断で、設計も決まってくるので、祈祷僧さんにも間取りを見てもらい、鬼門や裏鬼門(うらきもん)に玄関や水廻りがないか気の流れをチェックしていただいて「このプランなら大丈夫」と言葉をいただきました。

具体的な要望は、どんな部分だったのですか?

奥様:
ラフォームやよいさんへのリクエストは、老後のために寝室を1Fにすることと、少しでも無駄な動線を省いて温かく快適に暮らせるようにすること。さらに使っていない和室のスペースがもったいないから、どの部屋も使えるようにして、お客さんが来られたときにお通しできる部屋を造ること。娘が産後に帰ってくる部屋を用意すること。収納が足りないという不満も伝えました。そして一番のお願いが、娘婿が大工をしているので、現場を任せてほしいということでした。通常なら難しいと思うのですが、すんなりOKしてくださいました。これも普段から正直な仕事をしておられる証ではないでしょうか。「いろんな現場を知っておられて、デザインや施工などのお話しができたのはよかった」とまで言ってもらえたのもうれしかったです。

ラフォームやよいさんは普段、お父様の『田中組』さんの協力で仕事をしておられます。設計と現場が分かれているのではなく、協力して一緒に造り上げようという想いを強く持っておられます。リフォームに入る前に、お父様に傾いていたブロック塀の工事を頼んだのですが、そのときに「この方なら安心してお任せできる。ラフォームやよいさんの設計のためなら、一肌も二肌も脱げる人だ」と感じられたのも信頼を持ってお願いできた理由です。私は人と人の出合い、結び付きを大切にする性格です。お父様の仕事からは、職人気質な性格が見て取れました。結んだ糸が固くなるか細いままかは、触れ合ったときの感覚だと思っています。リフォームの設計がよりいいものとして成り立っているのは『田中組』の存在がやはり大きいと思っています。

具体的な要望は、どんな部分だったのですか?

奥様:
最初に金額をお伝えして、許容範囲の中で動いてくださったり、使う材料や実際の暮らしがどうなるかを細かく丁寧に伝えてくださったり、やはり女性ならではの細やかな気配りです。さらに『田中組』さんも、こだわりの素材を提案してくださったりで、住み心地がとてもよくなりました。そして何より、自信を持っていいものを作りたいという気持ちが、皆さんから伝わってきました。自宅に住みながら工事をしていただけたのもうれしかったです。外枠を変えずに工事するので、どうなるかと思っていたのですが、一つひとつを目の当たりにしながら、少しずつ完成に近づく毎日に喜びを感じていました。

家の困りごとは何でも解決してもらえます。お風呂のお湯の温度が低かったり、換気扇に不備があったりして困っていたのも、以前の業者さんに伝えるのではなく、私はラフォームやよいさんに相談して、修理してもらっています。庭に手を加えるときも、ラフォームやよいさんに声をかけました。素人なので、困りごとが起きてもどこにお願いすればいいか分からないときがありますよね。それを一手に引き受けてくださって“なんでも屋さん”のように次々に良くしてくださいます。ちょっとしたことで電話できる間柄を築けたのがうれしいです。